【米ビルボード・アルバム・チャート】トラヴィス・スコット率いるジャックボーイズのコンピ盤が初登場1位 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・アルバム・チャート】トラヴィス・スコット率いるジャックボーイズのコンピ盤が初登場1位

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【米ビルボード・アルバム・チャート】トラヴィス・スコット率いるジャックボーイズのコンピ盤が初登場1位

【米ビルボード・アルバム・チャート】トラヴィス・スコット率いるジャックボーイズのコンピ盤が初登場1位


 トラヴィス・スコット率いるジャックボーイズによるコンピレーション・アルバム『ジャックボーイズ』がNo.1デビューを飾った、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 本作『ジャックボーイズ』は、トラヴィス・スコットが主宰するレーベル<カクタス・ジャック・レコーズ>に所属するアーティストが集ったコンピ盤で、シェック・ウェス、ドン・トリヴァー、チェイス・Bの他、ミーゴスのオフセットやヤング・サグといった人気ラッパー等も参加している。

 アルバムからは、1曲目の「ハイエスト・イン・ザ・ルーム」が昨年10月4日に先行シングルとしてリリースされ、翌10月19日付チャートでNo.1デビューを果たした。なお、アルバムにはラッパーのリル・ベイビーと、スペイン出身の女性シンガー=ロザリアをフューチャーしたリミックス・バージョンが収録されている。

 『ジャックボーイズ』の週間ユニットは154,000で、そのうち79,000枚がアルバムの実売だった。セールスが高かった理由としては、公式ウェブサイトで販売されたグッズの売上が挙げられる。昨今、グッズなどの商品とセットでバンドル売りされるケースが主流となっているが、2020年1月3日以降は以下の新ルールが適用される。

 アルバムの売上としてカウントされるには、バンドルに含まれているアルバム以外の商品が、同時に同じウェブサイトで個別にも購入できるようになっていなければならない。また、それらの商品がセット売りされる場合、アルバムが含まれているバンドルより低く価格設定されていなければならない。さらに、アルバム・バンドルは、アーティストが運営する公式オンライン・ストアのみで販売され、第三者サイトを通じて販売されてはならない。

 本作の発売日は2019年12月27日で、集計期間にこれらのルールは適用されていない。次週以降チャートに登場するアルバムは、この新ルールに則って売上枚数が換算される。

 収録タイトル7曲と短編ながら、ストリーミングによるユニット数(SEA)も74,000と好調。週間視聴回数は9,710万回で、楽曲単体のユニット数(TEA)は1,000だった。トラヴィス・スコット名義のアルバムを含めると、通算3作目の首位獲得。コンピレーション含む5枚のアルバムは、全てTOP3入りを果たしている。

 2週連続のトップを維持したハリー・スタイルズの『ファイン・ライン』は、3週目で54,000ユニットまで落ち込み、4位にダウン。一方、ストリーミングが強いラッパーのアルバムは安定したユニット数を記録し、ロディ・リッチの『プリーズ・エクスキューズ・ミー・フォー・ビーイング・アンチソーシャル』(74,000ユニット)が3位から2位に、ポスト・マローンの『ハリウッズ・ブリーディング』(64,000ユニット)は6位から3位に、それぞれ上昇した。

 『アナと雪の女王2』のサウンドトラックは、9位から5位に大きくランクアップしているが、週間ユニット数は前週から18%減の46,000まで落ち込んでいる。また、ビリー・アイリッシュの『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』(45,000ユニット)も、30%減ながら6位に留まり、ヤング・サグの『ソー・マッチ・ファン』(38,000ユニット)は10位から7位に上昇。ダベイビーの『カーク』に至っては、たった4%増の36,000ユニットで20位から8位にTOP10復帰している。

 これらは毎年起こり得る現象で、まず、前週まで上位にランクインしていたホリデー・アルバムが一気にランキングから姿を消すこと、それから、年末年始にリリースされる新譜がほとんどない、という2つの理由が挙げられる。前週まではTOP10に4作、200位内に52作ランクインしていたクリスマス・アルバムだが、今週の集計期間がクリスマス後の2019年12月27日から2020年1月2日であるため、それらはランクダウン、もしくはチャート圏外に落ち込み、その他のアルバムが繰り上がる。この期間が過ぎると、今度は【グラミー賞】や【アカデミー賞】等のアワード効果がチャートに反映する、というのが毎年の傾向。

 テイラー・スウィフトの『ラヴァー』は30,000ユニットを獲得し11位から9位に、サマー・ウォーカーの『オーバー・イット』は28,000ユニットを記録して28位から10位に、それぞれTOP10に回帰した。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、1月10日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『ジャックボーイズ』ジャックボーイズ
2位『プリーズ・エクスキューズ・ミー・フォー・ビーイング・アンチソーシャル』ロディ・リッチ
3位『ハリウッズ・ブリーディング』ポスト・マローン
4位『ファイン・ライン』ハリー・スタイルズ
5位『アナと雪の女王2』サウンドトラック
6位『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』ビリー・アイリッシュ
7位『ソー・マッチ・ファン』ヤング・サグ
8位『カーク』ダベイビー
9位『ラヴァー』テイラー・スウィフト
10位『オーヴァー・イット』サマー・ウォーカー


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