【米ビルボード・アルバム・チャート】セリーヌ・ディオン17年ぶりの首位、トリー・レーンズ自己最高位を獲得 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・アルバム・チャート】セリーヌ・ディオン17年ぶりの首位、トリー・レーンズ自己最高位を獲得

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【米ビルボード・アルバム・チャート】セリーヌ・ディオン17年ぶりの首位、トリー・レーンズ自己最高位を獲得

【米ビルボード・アルバム・チャート】セリーヌ・ディオン17年ぶりの首位、トリー・レーンズ自己最高位を獲得


 セリーヌ・ディオンの新作『カレッジ』がNo.1デビューを飾った、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 本作『カレッジ』は、全編フランス語によるアルバム『Encore Un Soir』(2016年)から約3年、英語詞によるオリジナル・アルバムとしては、2013年リリースの『ラヴド・ミー・バック・トゥ・ライフ』(最高2位)以来、6年振りとなるオリジナル・アルバム。セリーヌにとっては、2002年リリースの『ア・ニュー・デイ・ハズ・カム』以来、約17年ぶりの同チャート1位獲得で、通算5作目のNo.1アルバム、TOP10入りは13作目となる。

セリーヌ・ディオンNo.1獲得アルバム
『フォーリング・イントゥ・ユー』(1996年 / 3週)
『レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』(1998年 / 1週)
『オール・ザ・ウェイ~ア・ディケイド・オブ・ソング』(1999~2000年 / 3週)
『ア・ニュー・デイ・ハズ・カム』(2002年 / 1週)
『カレッジ』(2019年)

 セリーヌは、これで1990年代、2000年代、2010年代の3つ年代・30年間にわたり1位を獲得した13番目のアーティストであり、女性アーティストとしては4人目の偉業達成を果たしたことになる。その他のアーティストには、バックストリート・ボーイズ、ガース・ブルックス、デイヴ・マシューズ・バンド、U2、メタリカ、パール・ジャム、ブルース・スプリングスティーン、ジェイ・Z、ナズ、女性アーティストでは、バーブラ・ストライサンド、ジャネット・ジャクソン、ブリトニー・スピアーズがいる。

 首位獲得のブランク期間としては、ホイットニー・ヒューストンが映画『ボディーガード』のサウンドトラック(1993年5月29日付)~遺作となった『アイ・ルック・トゥ・ユー』(2009年9月19日付)で記録した16年4か月を超える、女性アーティスト最長記録。なお、歴代1位はポール・マッカートニーが昨年『エジプト・ステーション』(2018年9月22日付)で打ち出した36年。また今年2月には、バックストリート・ボーイズが『DNA』で18年ぶりの首位復帰を果たしている。

 『カレッジ』の初動ユニットは113,000で、そのうち109,000枚がアルバムの純粋な売上枚数、ストリーミングによるユニット数はわずか3,000枚だった。アルバムには、ワールド・ツアーのコンサート・チケットが償還されており、それらがセールスに大きく貢献している。

 続いて2位に初登場したのは、ラッパー/シンガーのトリー・レーンズによる新作『Chixtape 5』。初動ユニットは83,000で、そのうちアルバムの売上はわずか9,000枚、73,000ユニットがストリーミングによるものだった。週間視聴回数は9,400万回で、今週最大のストリーミングを記録している。

 本作『Chixtape 5』は、2018年10月にリリースした前作『Love Me Now?』(最高4位)から約1年ぶり、通算4枚目のスタジオ・アルバムで、2016年のデビュー作『I Told You』(4位)、2018年3月発売の2ndアルバム『Memories Don't Die』(3位)の4作全てが、TOP5入りを果たしている。トリー・レーンズにとっては、シングル、アルバム・チャート共に、本作が記録した2位が自己最高位となる。

 先週No.1デビューしたルーク・コムズの『What You See Is What You Get』は5位まで下降し、週間ユニットも172,000から55,000まで、70%近く数字を落としている。一方、先週2位にランクインしたポスト・マローンの『ハリウッズ・ブリーディング』は3位にダウンしたが、69,000ユニットと高水準を維持し、前週(72,000ユニット)とほぼ同等のユニット数を記録している。前者と後者の違いは、ストリーミングによるユニット数を維持できているかどうか。

 先週5位に再浮上したテイラー・スウィフトの『ラヴァー』は、さらに数字を伸ばし4位にランクアップした。先週上昇したのは、ショーン・メンデスをフィーチャーしたタイトル曲「ラヴァ―」のリミックス効果によるもので、今週はバイナル盤(LP)が発売されたため、セールスが上昇したことが主な要因として挙げられる。56,000ユニットのうち、18,000枚がLPによる売り上げで、女性アーティストが打ち出したレコードのセールスとしては、2019年最大の週間売上枚数となる。なお、今年最大の週間LPセールスは、7月6日付チャートでザ・ラカンターズの『ヘルプ・アス・ストレンジャー』が記録した25,000枚。

 以下、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインの『AI YoungBoy 2』が3位から6位にダウン(44,000ユニット)し、サマー・ウォーカーの『Over It』も4位から7位に下降(42,000ユニット)。ダベイビーの『カーク』が7位から8位(37,000ユニット)、ビリー・アイリッシュの『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』(35,000)も8位から9位にそれぞれランクダウンしているが、これら4枚のアルバムは前週と比較してもユニット数自体はさほど落ちていない。一方、先週の6位から10位まで順位を落としたカニエ・ウェストの『ジーザス・イズ・キング』(30,000ユニット)は、20%近くポイントが減少している。

 今週のチャートで、2019年度(2018年12月~2019年11月)のチャート集計が終了し、次週12月7日付チャートからは、2020年度の集計がはじまる。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、11月29日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『カレッジ』セリーヌ・ディオン
2位『Chixtape 5』トリー・レーンズ
3位『ハリウッズ・ブリーディング』ポスト・マローン
4位『ラヴァー』テイラー・スウィフト
5位『What You See Is What You Get』ルーク・コムズ
6位『AI YoungBoy 2』ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン
7位『Over It』サマー・ウォーカー
8位『カーク』ダベイビー
9位『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』ビリー・アイリッシュ
10位『ジーザス・イズ・キング』カニエ・ウェスト


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