マドンナ、『ライク・ア・プレイヤー』制作時のデモ音源がYouTubeで公開

2019/07/25 13:20

マドンナ、『ライク・ア・プレイヤー』制作時のデモ音源がYouTubeで公開
マドンナ、『ライク・ア・プレイヤー』制作時のデモ音源がYouTubeで公開


 マドンナの長年のコラボレーターであるパトリック・レナードが、1989年リリースの『ライク・ア・プレイヤー』から、「チェリッシュ」や未発表曲「Angels With Dirty Faces」を含む数曲のセッション・デモ音源をネットYouTubeで公開した。
 書かれた当日にレコーディングされたとみられるこれらの音源は、マドンナの私物が多数売りに出されている競売への関心をそらす目的で、2019年7月22日にアップロードされたようだ。これらの品々は、マドンナのアート・アドバイザーで友人だったダーリーン・ルッツが非公認で放出しているもので、故2パック(トゥパック・シャクール)がマドンナに宛てた1995年のラブレターも含まれている。ルッツは過去2年間、このような品々をオークションにかけており、阻止しようとしたマドンナの訴えが退けられた経緯がある。
 レナードは動画の説明で、「あのカセットがオークションで売られるのを、これらの投稿が止められればと願っている。あれを誰かが売るなんていいわけがない。(ルッツが)売るべきものではない」と競売に触れている。
 現在オークション・サイトGotta Have Rock and Rollには、マドンナの私物が70点以上競売にかけられており、マドンナはこれを中止させることはできないが、音源が公開されたことで、カセットそのものの価値に影響を与えそうだ。ちなみに最低落札価格が10万ドル(約1,080万円)に設定されている2パックの手紙には、残り24時間を切った現時点でまだ入札者が現れていないが、100ドルに設定されているカセットは一番高いもので960ドル(約10万円)以上の値がついているものがある。
 パトリック・レナードは、マドンナの『ライク・ア・プレイヤー』、『トゥルー・ブルー』、『レイ・オブ・ライト』などのアルバムのプロデュースし、共同作詞作曲も手掛けた。

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