【ビルボード】TWICEの2ndベスト『#TWICE2』が総合アルバム首位 あいみょん&ワンオクはトップ3返り咲き
【ビルボード】TWICEの2ndベスト『#TWICE2』が総合アルバム首位 あいみょん&ワンオクはトップ3返り咲き

 2019年3月18日付(集計期間:2019年3月4日~2019年3月10日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、TWICEのベスト・アルバム『#TWICE2』が総合首位を獲得した。

 2019年3月6日にリリースされた『#TWICE2』は、2017年リリースの『#TWICE』に続く、自身通算2作目となるベスト・アルバム。前作『#TWICE』の137,642枚を大きく上回る211,406枚を売り上げてCDセールス1位となったほか、ダウンロードでも5,199DLを売り上げて1位と、セールス部門で2冠を飾って、総合トップに初登場した。また、前作『#TWICE』も新作リリースに伴うメディア露出の影響を受けてか、当週2,695枚を売り上げてCDセールス17位、これが牽引して総合33位にエントリーした。なお、『#TWICE』の“HOT ALBUMS”チャートインは7週ぶりのこと。

 盤石セールス1位のTWICE『#TWICE2』を抑えてルックアップ1位を飾ったのは、今回4週目の集計を迎えたあいみょん『瞬間的シックスセンス』。CDセールスとしては8,312枚を売り上げて9位、累計は10万枚の大台に乗った。ダウンロードでは2,319DLで3位に入っており、総合順位は6位から2位へとランクアップ。3月2日にレンタル解禁されたこともあって、ルックアップのポイントはTWICE『#TWICE2』の3倍以上の数字となっており、いまだその高い需要を示す格好となっている。

 同じく4週目の集計となったONE OK ROCK『Eye of the Storm』は、7,706枚を売り上げてCDセールス10位、2,079DLを売り上げてダウンロード4位、ルックアップ2位をそれぞれマークして、総合では2ランクアップの3位を獲得。2月25日付に1位を飾ったONE OK ROCK『Eye of the Storm』、2位を飾ったあいみょん『瞬間的シックスセンス』が、2週ぶりにトップ3返り咲きを果たすこととなった。

 人気アニメ作品の劇伴を多く手掛けてきた澤野弘之によるプロジェクト“SawanoHiroyuki[nZk]”の作品としては通算3枚目のオリジナル・アルバムとなる『R∃/MEMBER』は、初週10,975枚を売り上げてCDセールス5位、2,404DLを売り上げてダウンロード2位、ルックアップ29位となって総合4位にデビュー。

 最新シングル「白日」がCD未発売ながらも、ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で3週連続トップ10入りしているKing Gnuだが、それに乗じる形で2ndアルバム『Sympa』が28位から16位、1stアルバム『Tokyo Rendez-Vous』が58位から39位と、それぞれ前週から順位をアップさせている。ダウンロードやストリーミングではもちろん、動画再生回数やラジオ・オンエアでも高ランクをマークしている「白日」のチャート・アクションから、一気に増加した新規リスナーを過去カタログにまで誘導した流れが見えてくる。

◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『#TWICE2』TWICE
2位『瞬間的シックスセンス』あいみょん
3位『Eye of the Storm』ONE OK ROCK
4位『R∃/MEMBER』SawanoHiroyuki[nZk]
5位『LIP』SEKAI NO OWARI
6位『SINGularity』西川貴教
7位『EYE』SEKAI NO OWARI
8位『CAM ON!~5th Anniversary Best~』大原櫻子
9位『HOCHONO HOUSE』細野晴臣
10位『The Champion』麻天狼
11位『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』クイーン
12位『ゼルダの伝説コンサート2018』東京フィルハーモニー交響楽団
13位『POP VIRUS』星野源
14位『BOOTLEG』米津玄師
15位『そろそろ中堅』打首獄門同好会
16位『Sympa』King Gnu
17位『クイーン・ジュエルズ』クイーン
18位『青春のエキサイトメント』あいみょん
19位『Continue』春畑道哉
20位『夢の章:STAR』TOMORROW X TOGETHER