ベテランアーティストはラジオが大事?!  山下達郎とサザンオールスターズ【Chart insight of insight】 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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ベテランアーティストはラジオが大事?!  山下達郎とサザンオールスターズ【Chart insight of insight】

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ベテランアーティストはラジオが大事?!  山下達郎とサザンオールスターズ【Chart insight of insight】

ベテランアーティストはラジオが大事?!  山下達郎とサザンオールスターズ【Chart insight of insight】


 相変わらず激戦で入れ替わりの激しいHot100だが、今週は珍しく若手に混じってベテランがベスト10にランクインしている。山下達郎の新曲「ミライのテーマ」だ(【表1】)。

 この曲は、細田守監督の最新映画『未来のミライ』の主題歌。細田監督とは『サマーウォーズ』以来9年ぶりのタッグということで話題になっている。山下達郎といえば、テレビも出ないし配信も行わないことで有名だが、その分ラジオは非常に重要視しているアーティストだ。自身の番組も持っているが、加えてラジオ局のスタッフには達郎ファンが多い。それもあってラジオのオンエア回数では、先週、今週と2週連続で1位を獲得している(緑のグラフ)。セールスポイントが37位止まりということを考えると、圧倒的にプロモーション先行が成功しているといえるし、それだけマスコミ内でシンパが多い証拠でもある。

 同様に、今週34位となったサザンオールスターズの新曲「壮年JUMP」もラジオがキーになってきそうな楽曲だ(【表2】)。こちらはデビュー40周年記念のプレミアム・アルバム『海のOh, Yeah!!』に収録される楽曲だが、7月23日から先行配信される。今週のチャートには配信のポイントはまだ加算されていないためそれほど上位ではないが、それでもラジオでのオンエア回数は4位となっている(緑の点)。先にラジオで盛り上げ、先行配信でさらに盛り上げ、アルバムにつなげるというということだろう。

 このように、ベテランになればなるほど、ファン層の志向性も加味すると、ラジオのプロモーションは重要。そのことを理解した上で、山下達郎もサザンオールスターズもチャート戦略を立てているのだ。Text:栗本斉


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