故アヴィーチーの遺族が声明を発表「彼の曲の大切な思い出がある皆様にとても感謝」
故アヴィーチーの遺族が声明を発表「彼の曲の大切な思い出がある皆様にとても感謝」

 2018年4月23日、故アヴィーチーことティム・バーグリングの遺族が声明を発表し、世界中から寄せられた哀悼の意への感謝を表した。

 声明には、「息子と弟への支持と愛ある言葉をいただきありがとうございます。ティムの音楽を愛し、彼の曲の大切な思い出がある皆様にとても感謝しております。集会を開いたり、教会の鐘で彼の音楽を奏でたり、【コーチェラ】でのトリビュートや世界中で行われた黙祷など、ティムに敬意を表するイニシアチブ全てに対し、御礼申し上げます」と綴られている。

 4月20日にオマーンのマスカットで28歳の若さで急逝したアヴィーチーの死因は現時点で発表されていない。オマーンの警察機関が公開した報告書によると検視は2回行われ、犯罪の可能性がなかったことが確認されており、遺体は故郷のスウェーデンに帰る許可が下りている。

 アヴィーチーの訃報を受け、先週末は【コーチェラ・フェスティバル 2018】やストックホルムを始め世界各地で数多くの追悼集会やトリビュートが行われ、ディスプレイなどが登場した。Twitterなどネット上でもディプロ、カルヴィン・ハリス、デッドマウス、スクリレックスなど多数のアーティストが哀悼の意を表し、カイゴ、ニック・ジョナス、アリソン・ワンダーランドらがパフォーマンス中に彼を追悼した。アヴィーチーのレコード・レーベル社長のニール・ジェイコブソンも、彼が亡くなる直前まで“何年かぶりの傑作”アルバムの制作に励んでいたことを明かしている。