【ビルボード】サカナクション『魚図鑑』が総合アルバム首位 EMPiREデビュー作はDLのみで総合4位に
【ビルボード】サカナクション『魚図鑑』が総合アルバム首位 EMPiREデビュー作はDLのみで総合4位に

 2018年4月9日付の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、サカナクションのベスト・アルバム『魚図鑑』が初登場、総合首位を獲得した。

 3枚組のCDに加え、楽曲を様々な視点から考察、解析したデータが掲載されたブックレット“図鑑”など、パッケージ作品ならではの遊び心が詰まっている『魚図鑑』は、初動3日間で47,814枚、初週累計売上は73,767枚となり、フィジカル・セールス1位、ルックアップ5位をマーク。さらには、6,834ユニットを売り上げてダウンロード2位となり、自身初の“HOT ALBUMS”総合首位に輝いた。本作は全形態が生産限定商品のため、継続的なフィジカル・セールスは見込まれないが、デジタル配信は行われており、4月14日からはレンタル・ショップでの取り扱いも解禁されるので、ダウンロードとルックアップの成績次第では、次週以降も上位にエントリーする可能性はある。

 初週累計35,201枚を売り上げてフィジカル・セールス2位となったEXILE THE SECONDの通算3作目オリジナル・アルバム『Highway Star』は、ダウンロード9位、ルックアップ18位と他指標が伸び悩んだものの、フィジカル・セールスの優位を守り、総合でも2位に。続いて、ロングヒット記録中の『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』は、映画の日本公開から6週目にして8,899枚を売り上げフィジカル・セールス8位、そのほかダウンロード4位、ルックアップ11位をマークして、総合では前週から1つ下がって3位に入った。今回で7週連続となるトップ3入りで、この勢いがどこまで保たれるか、注目される。

 BiSHやGANG PARADEが所属するWACKとavexの共同プロジェクトによって生まれたグループ、EMPiREによるデビュー・アルバム『THE EMPiRE STRiKES START!!』は、カセットテープでのリリースを4月11日に控える中、4月1日にiTunes Store限定で先行配信がスタート。配信初日は300円で全11曲をダウンロード可能という施策もあってか、8,541ユニットを売り上げてこの部門1位となり、総合4位に初登場した。

 総合トップ5ラストに収まったのは、スマートフォン向けアプリ・ゲーム『Fate/Grand Order』の第2弾オリジナル・サウンドトラック『Fate/Grand Order Original Soundtrack II』。フィジカル・セールス3位、ルックアップ10位をマークしている。

◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『魚図鑑』サカナクション
2位『Highway Star』EXILE THE SECOND
3位『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』V.A.
4位『THE EMPiRE STRiKES START!!』EMPiRE
5位『Fate/Grand Order Original Soundtrack II』V.A.
6位『25th L'Anniversary LIVE!』L'Arc~en~Ciel
7位『New Chapter #1:Chance Of Love』東方神起
8位『BOOTLEG』米津玄師
9位『「からかい上手の高木さん」 Cover Song Collection』高木さん(高橋李依)
10位『ポプテピピック ALL TIME BEST』V.A.
11位『MASSIVE』B.A.P
12位『G.R.N.D.』GARNiDELiA
13位『BEST HIT AKG 2(2012-2018)』ASIAN KUNG-FU GENERATION
14位『ダーリン・イン・ザ・フランキスエンディング集 vol.1』XX:me
15位『BEST』三浦大知
16位『Everybody!!』WANIMA
17位『Finally』安室奈美恵
18位『EPCOTIA』NEWS
19位『PLAY』菅田将暉
20位『CHATMONCHY Tribute ~My CHATMONCHY~』V.A.