ラジオとツイッターを侮るな! Mr.Childrenと星野源がチャートインする理由【Chart insight of insight】 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ラジオとツイッターを侮るな! Mr.Childrenと星野源がチャートインする理由【Chart insight of insight】

このエントリーをはてなブックマークに追加
Billboard JAPAN
ラジオとツイッターを侮るな! Mr.Childrenと星野源がチャートインする理由【Chart insight of insight】

ラジオとツイッターを侮るな! Mr.Childrenと星野源がチャートインする理由【Chart insight of insight】


 今週のHot100は、新曲がトップ3を独占。アニメ『タイムボカン 逆襲の三悪人』のタイアップとなったKinki Kids、先頃引退を電撃発表した小室哲哉と浅倉大介の新ユニットであるPANDORA、話題の韓国発ボーイズグループのUP10TIONと、いずれもリリースタイミングということで上位に食い込んだ。

 しかし、4位以下は単なるフィジカルのCDセールスとは違う動きが目立っている。その筆頭が今週4位となったMr.Childrenの「here comes my love」だ(【表1】)。まずこの曲はフィジカルのCDはリリースしておらず、ダウンロードのみ。彼らのようなベテランだとこのような形式はどちらかというと不利なのだが、それでもこれだけの成績を上げられるのはさすがだ。加えて、ラジオのオンエア回数(緑のグラフ)も一気に伸ばしているところも興味深い。こういったメディアでの後押しは、各地にシンパの多い彼らにとっての最大の強みであるし、さらにはそれによってロングセールスに導く可能性を秘めているのだ。

 このことは、5位をキープしている星野源の「ドラえもん」にも通じるところがある(【表2】)。こちらはフィジカルのCDが2/28リリースなのでまだセールスのポイントは加算されていない。よって、ラジオのオンエア回数(緑のグラフ)と、ツイッターのつぶやき指数(水色のグラフ)のみ。これだけで5位にランクインするということからも、星野源と「ドラえもん」とのマッチングのポテンシャルがいかに高いかということがわかるだろう。

 このように、フィジカルのCDが発売されていなくても、ビルボードのチャート上位に食い込むことは可能だ。ツイッターやラジオのオンエアだけでなく、動画再生数やストリーミングなども含め、何か突出した動きを作れば、ヒット曲になり得るのである。Text:栗本斉


トップにもどる billboard記事一覧


おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい