BTS(防弾少年団)、【AMA賞】レッドカーペット・インタビュー総まとめ
BTS(防弾少年団)、【AMA賞】レッドカーペット・インタビュー総まとめ

 2017年11月19日に開催された【アメリカン・ミュージック・アワード】(AMA賞)での圧倒的なパフォーマンスで全米TV生出演を果たしたBTS(防弾少年団)。本番前のレッドカーペットでは数々のメディアによる取材攻勢に遭っていた彼らだが、事前にA.R.M.Y.が内容のある質問をしてもらえるようSNSで呼びかけていたことが功を奏したのか、“メンバーのファストフードの好みは?”というような質問はなく、概ね有意義な質疑応答になっていたようだ。

 【AMA賞】会場での各メディアの質問内容と、BTSの返答をまとめた。

◎米ビルボード
https://youtu.be/TIQqb80eg24
 BTSがユニセフと協力して実現した、青少年暴力根絶キャンペーン<Love Myself>についてRMは、「僕らはみんな愛情を探し求めているだろ?このキャンペーンを通じて、世界の人々に“Love Yourself”(自分を愛そう)と伝えることで、みんなにもっと自分のことを慈しんでもらえれば」と説明。

 また、理想のコラボ相手は全員一致でゼッドを選び、カミラ・カベロの「ハバナ」を一部歌ってみせるなど、【2017 ビルボード・ミュージック・アワード】の時からの顔見知りのレポーター相手にリラックスした様子でインタビューに応じていた。

◎E! ライブ・フロム・ザ・レッド・カーペット
https://youtu.be/X9Gc_g638C8
 “BTSxAMAs”がTwitterでトレンドし続けていたことについてRMは、A.R.M.Y.のつぶやきに添えられている絵文字がかわいいと答え、特にグリーンの“吐きそうな顔”が気に入っているとコメント。シュガはBTSの絵文字をプッシュしていた。

◎J-14マガジン
https://youtu.be/Fjdbk8kBFNA
 『LOVE YOURSELF 承 “Her”』の中心的なテーマである“愛”について聞かれると、「韓国やアメリカだけでなく、世界中で憎しみや悪いことがありすぎると僕たちは感じている。だから、男女やジェンダーを超えた愛だけではなく、他者に対する愛、つまりはまず自分を愛することが社会の和解と再建の鍵になると考えている」とRMが説明した。

 ユニセフのキャンペーンが実現したきっかけについて問われると、「(自分たちが思い描いていたことを)全てを実現させるためには強力なパートナーが必要だった。せっかくやるなら大きな規模でやりたかったし、これからもまだまだ続けるつもりだ」とBTS主導で実現させたことを強調した。

◎エンターテイメント・トゥナイト
https://youtu.be/qN1_nEdly7I
https://youtu.be/8lPoqMD7Ko8
 さりげなく恋人の存在について聞かれるとRMがメンバーを代表し、「僕たちにはA.R.M.Y.がいるから」と笑顔で即答。現在募集中なのかとの問いには、「今この場に何千人もの彼女が来てくれているから心配無用だよ」とA.R.M.Y.をシャウトアウトした。

 出番の後に再び同じレポーターに【AMA賞】で初めてパフォーマンスした韓国アーティストになった感想を聞かれると、ジンが「A.R.M.Y.に感謝している」と英語でコメント。RMが、「素晴らしかった。夢のようだった。一生忘れられないだろう」とメンバーを代表して答えていた。

◎アクセス・ハリウッド
https://youtu.be/kVBcr2S-rB4
https://youtu.be/ky8MhqSovW4
https://youtu.be/-qOnWlfmwuc
 ユニセフとの<Love Myself>キャンペーンについてRMは、「僕たちは2013年から若者を取り巻く現実を曲にしてきた。若者について話す以上、暴力をなくし、自分を愛することを知ってもらうのは大事なことなんだ」と説明した。

 ワン・ダイレクションのナイル・ホーランが彼らのリハーサルを見て感心していたことを告げられるとメンバー全員が感激した様子で、「世界一のボーイバンドだから」とRMが喜びを代弁した。

 パフォーマンス後、緊張したかと聞かれると、ジミンが「今もまだ緊張してるよ」と本音をポロリ。Vが英語で「エブリデイ、ナーバス」と、毎日が緊張の連続であることを明かした。泣いている観客がいたことをレポーターに指摘されると、ジンが「そう簡単に泣けるものじゃないから」と感謝し、RMが、「音楽が言語を超越するということで、それは大きな意味がある」と感無量の面持ちで通訳していた。