ケミカル・ブラザーズが5年ぶりとなるアルバム『ボーン・イン・ジ・エコーズ(Born In The Echoes)』を7月にリリースすることが明らかになった。

 “無駄のない、機械仕掛けの音楽集”とされる同アルバムには、Qティップ、アリ・ラヴ、セイント・ヴィンセント、ケイト・ル・ボン、ベックなどとのコラボ曲を含めた11曲が収録される。彼らの8thアルバム『ボーン・イン・ジ・エコーズ(Born In The Echoes)』は、唯一コラボ曲を収録していない2010年の『時空の彼方へ(Further)』以来のアルバムとなる。

 同ブリティッシュ・エレクトロニック・デュオは今作より、軽快なトランスの新曲「Sometimes I Feel So Deserted」を公開している。

 トム・ローランズとエド・シモンズによるケミカル・ブラザーズはこの5年間、何もしていなかったわけではなく、最近ではサントラ『Hunger Games: Mockingjay Part1』向けにロードやミゲルと「This Is Not a Game」でコラボしたり、2012年のロンドンオリンピックでは公式ソング「Theme for Velodrome」を手掛けている。

 また、2014年5月には【Ivor Novello Awards】にて、20年以上におよぶ革新的かつ人気のあるソングライティングが認められ、“Outstanding Song Collection賞”を受賞している。

 なお、6月には【Sonar】および【Glastonbury Festival】のステージにて、9月には【Bestival】でそれぞれ新曲をライブで試す予定だ。

 アルバム『ボーン・イン・ジ・エコーズ(Born In The Echoes)』は7月17日に全米リリースの予定。収録曲は以下の通りだ。

◎『Born In The Echoes)』収録曲:
2015/07/17 US RELEASE
1.Sometimes I Feel So Deserted
2.Go(featuring Q-Tip)
3.Under Neon Lights(featuring St. Vincent)
4.EML Ritual(featuring Ali Love)
5.I’ll See You There
6.Just Bang
7.Reflexion
8.Taste of Honey
9.Born In The Echoes(featuring Cate Le Bon)
10.Radiate
11.Wide Open(featuring Beck)

◎The Chemical Brothers - Sometimes I Feel So Deserted (Official Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=8OUqqsXVmlc