グレイトフル・デッドの50周年公演、ファンの要望受け入れられず
グレイトフル・デッドの50周年公演、ファンの要望受け入れられず

 この夏に行われるグレイトフル・デッドの50周年アニバーサリー・コンサート3公演の間、ファン達が要求していた駐車場での野宿が許可されないことが明らかになった。シカゴ当局が発表した。

 ファン達は7月4日の週末において、ソルジャー・フィールド周辺の駐車場で夜通しの滞在許可を求めていた。

 ソルジャー・フィールドの代表、ルカ・セラはシカゴ・トリビューン紙に対し、安全面を第一に考えた上で許可しない決定を下したと話している。

 既にソールドアウトとなっている同コンサートにはそれぞれ、およそ6万人から7万人が集まることが予想されている。ソルジャー・フィールドでは日頃、テイルゲーティング(駐車場で車のトランクを開けながらパーティーをすること)が許されていない午後11時以降のイベントは行なっていない。

 セラの話では、当日は交通整理のため警察および消防隊による警備が強化されるという。

 ソルジャー・フィールドではかつて1回だけ、2007年に大学のフットボール試合でファンがリクエストしたため夜通し駐車を許可している。