Converse(コンバース)が、高品質のオーディオ・サンプル・コレクションを世界中のミュージシャンに無料で提供する新たなサンプル・ライブラリー“Converse Rubber Tracks Sample Library”を立ち上げた。

 音楽テクノロジーのプラットフォームとオンラインのミュージシャン・コミュニティ“Indaba Music”との提携による同プロジェクト。現在は、ブルックリンにあるConverse Rubber Tracksスタジオや世界中で突如現れる同スタジオにて、アーティストたちが作った1万以上の高品質のループや音楽、サウンドを提供している。

 Converseのグローバル音楽マーケティング・ディレクターであるジェド・ルイスは声明にて、「世界規模のConverse Rubber Tracksプログラムが拡大し続けていることを示す、このConverse Rubber Tracks Sample Libraryのローンチを発表でき感激しております。この無料オンライン・ライブラリーは、音楽的な向上を求める世界中のバンド、アーティスト、プロデューサーにとっての大切な資源となるはずです」と述べている。

 Converse Rubber Tracksプログラムの新たなフェーズとして位置づけられる同ライブラリーは、各ジャンルのアーティスト、125人以上がConverse Rubber Tracksスタジオで作った投稿素材を集めたものだ。それらのアーティストの中には、ヴァーノン・リードをはじめ、ジェームス・ポイザー、アダム・ブラックストーン、ダル・ジョーンズ、マトリクスマン、グレッグ・オズビーなどがいる。

 また、ConverseとIndaba Musicは同ライブラリーのサンプルを使って新しい曲を作るために、RJD2、コム・トゥルーズ、ボディ・ランゲージ、オビー・シティ、ナイトムーヴス、シゲトなど、20組以上のアーティストを採用した。

 Indaba Musicの共同設立者、ダン・ザッカニーノは声明で、「自宅やノートパソコンにプロフェッショナルなレコーディング環境を備えているミュージシャンは多く、録音コンテンツをサンプリングすることは音楽の制作過程において欠かすことのできない部分になっています。Indabaは10年間にわたり、ミュージシャンたちにクリエイティブなチャンスを提供し、かつてないほど素材を利用できるようにしてきました。Converseと共にこのような画期的な素材をミュージシャンのために開発することは、両社にとって本当に願うところなのです」と述べている。

◎Converse Rubber Tracks Sample Library
https://www.conversesamplelibrary.com