キティー・デイジー&ルイス ミック・ジョーンズをプロデューサーに迎えた新作でカムバック
キティー・デイジー&ルイス ミック・ジョーンズをプロデューサーに迎えた新作でカムバック

 ロンドン生まれの3兄弟バンド、キティー・デイジー&ルイスが、最新作『キティー・デイジー&ルイス ザ・サード』を2015年1月20日にリリースする。

 マスタリング・エンジニアとして20年以上数多くの音楽に関わってきた父親と元祖ガールズ・ポストパンク・バンド、レインコーツのメンバーであるイングリッド・ウェイスを母親に持つ生粋の音楽一家に生まれた長女のデイジー、次女のキティ、長男のルイスによる3兄弟バンド、キティー・デイジー&ルイス。

 イギリスの全国紙オブザーヴァー紙に「音楽の魔法を信じる我々へのギフトだ」と評されるなど、メディアから称賛を集めるだけでなく、エイミー・ワインハウス、コールドプレイ、イーグルス・オブ・デス・メタルから、デヴィッド・リンチ、ダスティン・ホフマン、イライジャ・ウッド、ユアン・マクレガーといったセレブリティにまで愛される彼ら。

 前作『スモーキング・イン・ヘヴン』リリース後も、継続して曲作りを続けてきた彼らは、カムデン・タウンの空き家に16トラックのアナログ・スタジオを新たに建て、すでに定評のあるこだわりのヴィンテージ・サウンドにさらなる磨きをかけるべく、音作りから自分達の手で行える環境を作り上げた。そこにバンドのファンを公言していた元クラッシュのミック・ジョーンズが、プロデューサーとして参加することが決定。バンドと共に、彼らの自宅での4か月に及ぶリハーサルに臨んだ。この類まれなるファミリーと一年の歳月を共に過ごしたジョーンズは、彼らの新作について、「多くの忘れられていたレコーディング・テクニックを駆使することで、この魔法に満ちた心温まるレコードは、確かに“不思議な感覚”を生み出している」と話している。

 メンバーのルイスは、ミック・ジョーンズについて「ミックに参加してもらって、僕らは初めてプロデューサーとの仕事を経験した。部屋に他の誰かが加わることで、どんどんアイディアを交換することができて最高だったよ」とコメント。キティは「この三年間で、私たちの曲作りはすごく変化したと思う。人生経験も積んだし、より多くの音楽に触れたことで、音楽に対する私たちの愛情を、より楽曲の中で表現できるようになった」と説明する。そしてデイジーは「今までより演奏する楽器も増えてるの。8トラックから16トラックになったことで、これまでとは違った制作テクニックを採用することができたし、スタジオ作業を通して、アイディアをより拡張させることができた」と語っている。

 2014年夏にレコーディングされた『キティー・デイジー&ルイス ザ・サード』は、ブルースからディスコまで幅広い音楽スタイルを取り入れながら、一聴してキティー・デイジー&ルイスとわかるヴィンテージ感満載の作品となっている。アルバムは、ボーナストラックを追加収録し、2015年1月20日に日本先行でリリースされ、iTunesでは、『Mastered for iTunes』仕様でマスタリングされた高音質フォーマットでのリリースとなる。また、アルバムを予約すると現在公開中の「Baby Bye Bye」がいちはやくダウンロードできる。

◎「Baby Bye Bye」音源
http://youtu.be/SqjUV3QGnMA

◎『キティー・デイジー&ルイス ザ・サード』トラックリスト
01. Whenever You See Me
02. Baby Bye Bye
03. Feeling Of Wonder
04. No Action
05. Good Looking Woman
06. Turkish Delight
07. It Ain’t Your Business
08. Ain’t Always Better Your Way
09. Never Get Back
10. Bitchin' In The Kitchen
11. Whiskey
12. Developer’s Disease
13. I Should Have Known ※Bonus Track for Japan

◎リリース情報
『キティー・デイジー&ルイス ザ・サード』
キティー・デイジー&ルイス
2015/01/20 RELEASE
2,200円(plus tax)