グレースノートによる新しい音楽との出会い、「Gracenote Rhythm」がリリース
グレースノートによる新しい音楽との出会い、「Gracenote Rhythm」がリリース

 グレースノートが、2014年2月より日本向けに新しい音楽レコメンデーション・プラットフォーム「Gracenote Rhythm」の提供を開始すると発表した。

 「Gracenote Rhythm」とは、膨大な音楽の中から好きな音楽を探し、また新しい音楽と出会うためのミュージックディスカバリー・プラットフォームで、会場ではラジオサービスを想定したデモンストレーションが行われた。まず、楽曲名、アーティスト名、アルバム名以外に、ジャンル、ムード、テンポ、年代、アーティストの活躍地域、アーティスト編成によって、楽曲をカテゴライズする。ユーザーが好きなアーティストをシード/種として設定すると、それらのシードが持つ属性からプレイリストが作成される。また、楽曲をシードとして設定することも可能で、楽曲のもつ属性データをもとに、本人の曲だけでなく、その楽曲に近いカテゴリーや年代によるプレイリストが出来上がる。

 出来上がったプレイリストに対しては、ユーザーの好み(Like/Dislike)を指定したり、楽曲のポピュラリティをスライダーで調整し、マニアックなプレイリストを作りたいのか、ポピュラーなプレイリストにしたいのかをカスタマイズすることも可能。さらに楽曲のもつ属性データの距離感も自由に設定することもでき、シミラリティを上げれば、より雰囲気の近い曲目ばかりが集められ、シミラリティを下げれば遊び心のあるプレイリストが作成できる。同社では、今後ユーザーが設定したLike/Dislikeの情報やリスニング・ヒストリーも、ユーザーの嗜好情報として取り込み、レコメンデーションにフィードバックしていく機能も開発中だ。

more info:https://www.gracenote.com/?language=ja