ジャスティン・ビーバー、救済キャンペーンのためフィリピンへ
ジャスティン・ビーバー、救済キャンペーンのためフィリピンへ

 ジャスティン・ビーバーが12月10日、死者を出した先月の台風の被害者救済のために立ちあげたキャンペーンのためフィリピンを訪れた。

 入国管理局のジェローム・オレットの話では、ビーバーは特別便で到着したとのことだ。ソーシャルメディアでは、マニラの空港にいる彼の写真を取るファンの様子がみられる。

 募金を集める“Prizeo”に投稿されたビデオの中でビーバーは、フィリピンの街や村を壊滅状態にし、6000人近くが死亡、1700人以上が行方不明となっている台風ハイヤンの被害者を助けるのを手伝ってほしいとファンに呼びかけていた。

 なお、ビーバーの他にも地元や海外のセレブ、およびVIPたちが同国をサポートしている。

 日本の小野寺五典防衛大臣とオーストラリアの外務大臣ジュリア・ビショップは8日、最も被害が甚大だったタクロバンの街を訪れ、生存者を励まし、救済を続けることを約束した。

 また2週間前、コンサートのためマニラに来ていたアリシア・キーズは、台風の被害を受けたレイテやサマルから避難してきた家族たちがいるマニラの空軍基地を、フィリピンと米軍の手助けにより訪れており、子供たちにクレヨンと塗り絵を配った。

 援助資金提供者には次のアルバム制作時にスタジオに遊びに来られるチャンスがあるとしているビーバー。「数週間前にその悲劇を聞いた瞬間、変えるために僕はみんなの力を借りることができると思ったんだ」と話していた。