写真を撮るときに大切な「テーマ」とは? <どうぶつサプリ>|朝日新聞出版|AERA dot. (アエラドット)

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写真を撮るときに大切な「テーマ」とは? <どうぶつサプリ>

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●どうぶつサプリ Vol.22 テーマを持って撮影する2

 動物園や水族館の動物たちを何のために撮影をしているか、それは、動物たちの日常を写真に撮ることで、彼らをもっと理解したい、さらに、わたしが感動した動物たちの場面をほかの方々にも見ていただきたい、という理由からです。撮影する前に、目的は何かを確認します。雑誌に掲載する、記録として保存する、友人に渡す、などです。その上で、目的に合ったテーマを考えて「顔」や「親子」と決めて撮影するようにしています。テーマは、事前に決める場合もありますが、撮影してみてから変更する場合もあります。どちらにしても、シャッターを切る前にテーマを決めて、狙いを自分で明確にしています。

 写真は、表現するための一つの手段に過ぎません。写真を使って何かを表現してやろう、という考えよりは、この内容を伝えるには、写真が適している、と思える使い方になると写真の質が一段と向上するでしょう。

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※東急セミナーBEが主催する、さとうあきらさんの写真講座が4月から6月にかけて開催されます。
詳しくは、東急セミナーBE自由が丘校 「どうぶつの撮影に行こう」をご覧ください。



プロフィール

さとうあきら

動物・写真家。写真を見たみなさんが、「動物園や水族館で暮らしている素敵な動物たちに直接、会いに行って欲しい!」という願いを込めて撮影しています。
著書に『動物園の動物』(山と渓谷社)、『みんなのかお』、『こんにちはどうぶつたち』(福音館書店)、『おしり』『どうぶつうんどうかい』(アリス館)ほか多数。季刊『サイエンスウィンドウ』(科学技術振興機構)http://sciencewindow.jst.go.jp/で、「動物たちのないしょの話」も連載中。