人類が創り、破壊する「ごく普通の光景」とは? 広川泰士写真展「BABEl Ordinary Landscapes」 〈アサヒカメラ〉|AERA dot. (アエラドット)

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人類が創り、破壊する「ごく普通の光景」とは? 広川泰士写真展「BABEl Ordinary Landscapes」

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(C)広川泰士

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 写真家・広川泰士の新作写真展が、東京・品川のキヤノンギャラリーSで開催されている。広川は、人は創造と破壊を繰り返しながら生きてきたのだと考える。そうした人類の営みと自然との関係を、現代の見慣れた「ごく普通の光景」としてとらえた作品を展示する。

 有史以来、人は創造と破壊を繰り返してきた。その反復によって人類は発展してきたであろう。石器を使い始めた約200万年前から現代に至るまで、人類は急速に発展してきた。しかし、地球環境という大きな流れの中で見ると、人類はいつの間にか道に迷ってしまったのではないか、と広川は思うことがあると言う。

 46億年前、原始の地球が誕生した瞬間を1月1日0時とし、今日に至るまでの歴史を一年という長さで表した「地球カレンダー」というものがある。その「地球カレンダー」によると、恐竜の登場が12月13日、ホモ・サピエンスが誕生したのは12月31日の23時37分とされている。広川は、地球の歴史において新参者である人類は、今までもこれからもどれほど「創造し、破壊し、破壊されること」を繰り返し、いったいどこへ向かっていくのかと、ここで問いかけている

※アサヒカメラ2月号に作品「BABEl」が掲載されています。くわしくはこちら


ひろかわ・たいし
1950年神奈川県生まれ。広告写真、テレビコマーシャルなどで活躍する一方、ザルツブルグ、パリ、ミラノ、アムステルダム、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ヒューストン、シドニー、東京他、世界各都市での個展、美術展への招待出展多数。講談社出版文化賞、ニューヨークADC賞、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、日本写真協会賞、日本映画テレビ技術協会撮影技術賞、A.C.C.ゴールド賞、A.C.C.ベスト撮影賞、他受賞。プリンストン大学美術館、ロサンゼルスカウンティ美術館、サンフランシスコ近代美術館、フランス国立図書館、ミュンヘンレンバッハハウス美術館、神戸ファッション美術館、東京都写真美術館、他に作品がコレクションされている。現在東京工芸大学芸術学部写真学科教授。

■広川泰士写真展「BABEL Ordinary Landscapes」
会場:キヤノンギャラリーS
開催期間:2015年2月13日(金)~3月24日(火)
開館:10時~17時30分(最終日15時まで)
休館日:日・祝
住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー1階
TEL:03-6719-9021


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