3月上旬、東京・新宿のカフェで新刊本ゲラの確認作業。その間も依頼のDMは届く。「亡くなったおじいちゃんの生家を一緒に探してほしい」「『となりのトトロ』を歌うので聴いてほしい」「人に話せない自慢を聞いてほしい」(撮影/写真部・東川哲也)
彼を「面白い船が集まる港」と評した人がいた。筆者は「教会の懺悔室」だと彼を見る。依頼者は「何か」から赦されていく(撮影/写真部・東川哲也)