延々と続く雄勝湾の防潮堤。中央の空き地付近に64人の犠牲を出した雄勝病院があり、高橋頼雄さんの自宅もすぐ近くだった。奥には高台移転地も見える (c)朝日新聞社
高さ9.7メートル、圧倒的な威圧感がある。すぐ裏にある海の気配は感じない。かつては住宅が立ち並んだが、今は人が住めない災害危険区域となっている(撮影/編集部・川口穣)