Mary C.Brinton/ハーバード大学の日本研究所である「ライシャワー日本研究所」所長。2003年からハーバード大学で教授を務める。おもな研究テーマは、ジェンダーの不平等、教育、日本社会など(photo 写真映像部・上田泰世)
『縛られる日本人 人口減少をもたらす「規範」を 打ち破れるか』 (990円〈税込み〉/中公新書) 家庭内の性別的役割分担について、女性の就労と出生率の関係について……。日本、アメリカ、スウェーデンの子育て世代へのインタビュー調査と国際比較データを分析することで、意識と現状をあぶり出す。とくに「男性の育児休業」については多くのページを割いている。「スピード感を持って変えていくには、徹底した義務化は必要だと思います」(ブリントンさん) (photo 写真映像部・上田泰世)