坂東玉三郎(ばんどう・たまさぶろう)/歌舞伎界を代表する立女方(たておやま)。『壇浦兜軍記』の阿古屋、『伽羅先代萩』の政岡など数々の大役を継承し、新境地を構築。1975~85年に片岡仁左衛門(当時、孝夫)とのコンビで演じた『桜姫東文章』は、大評判を得た。伝説の舞台として語り継がれ、昨年の公演時のチケットは即日完売した (撮影/写真部・東川哲也)
坂東玉三郎さん (撮影/写真部・東川哲也)