ニャオペ。一袋20~30ランド(約160~240円)ほどで売り買いされる。ウンガという別名もある。大麻とともに紙に巻いて吸引する方法が一般的だが、粉末を水に溶かし、静脈に注射をするケースもある(撮影/小神野真弘)
ニャオペを吸う男性。彼が語るにはニャオペの効果は3~4時間続く。起床から就寝まで1日に4回ほど吸引するという(撮影/小神野真弘)
ニャオペを所持していた男性(左)を諭すタバン・マドンセラ氏
パトロールをする自警団。夜間は治安が悪く、10名前後のグループで行動する
バラ・モール周辺。付近には南アフリカ最大の乗り合いタクシーの集積場もあり、日中は屋台が立ち並び、多くの人で賑わう
転がり落ちてきた注射器。黄色いマッチの箱にはニャオペの小袋が隠されていた
男性(左)は「ニャオペ以外に生きがいがない」と叫ぶ。その傍らの男性(右)が、10名前後の自警団に囲まれているにもかかわらず、淡々とニャオペと大麻の巻き煙草を作り続けていたのがただ異様だった(撮影/小神野真弘)