豊崎由美(とよざき・ゆみ)/1961年、愛知県生まれ。東洋大学文学部印度哲学科卒。多くの雑誌、WEB、新聞で書評の連載を持つ。著書に『ニッポンの書評』(光文社新書)、共著に『カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(思潮社)など(撮影/写真映像部・上田泰世)
『どうかしてました』(1870円〈税込み〉/ホーム社)人気書評家の初のエッセイ集。多動でケガが絶えなかった子ども時代。サブカルと競馬にのめり込んだ青春時代。還暦を迎えたいまも風呂嫌いで、かかとの皮をむいて溜め込んでいる──「いつかどこかで死んでいたのかも」というほどに「どうかしていた」人生を、本の紹介とともに振り返る抱腹絶倒の一冊