「替えの服なく登校できない」　虐待児との数カ月間の交流から考える、虐待に気づいたときにできること

さやちゃんのために、女性が衣類バンクから分けてもらった洋服。濡れている靴しかなく、学校を休んだことがあったため、2年生の進級祝いに女性が購入した靴は、渡せないまま、いまも手元に（撮影／黒川祥子）

女性の家のクレヨンやペンで、嬉々としてお絵描きをした。音読もとても上手だった（撮影／黒川祥子）

さやちゃんが、「公園に連れて行ってくれたお礼」だと持ってきてくれた、カレンダー（撮影／黒川祥子）

女性が作る、チーズフレンチトーストとちょっと甘めのミルクティーを、さやちゃんは夢中で食べて飲んだ。「食事をつくってあんなに喜んでもらえたことはない」と女性（撮影／黒川祥子）