右からコンタックスSTとコンタレックスSE。趣味の飛行機のプラモデル撮影も主にこの2機種で行っている。後ろのレンズには特注の鏡銅をかませて6~7倍に倍率を上げ、3000ミリ以上で撮るという。ほかに自分で改造したレンズもたくさんある。カメラとプラモデルはエコノミストとしての多忙な日々をリセットするためにも絶対欠かせないという
学生時代からコンタックスファンというクーさん。2005年、カメラ事業からの撤退を発表した京セラに自ら試作機を作り、プレゼンした「幻のコンタックス」。コンタックスへの並々ならぬ愛情がうかがえる
72分の1サイズのメッサーシュミット261。高度3000メートルでの撮影は企業秘密とのことだが、絞り優先であらゆる角度からポジを10本くらい使うという
ハインケル343は設計されたが、敗戦により実際に飛んでいない。そうした「幻の戦闘機」を飛ばせるのも撮影の楽しみという。眼下には田園風景に雲がたなびき、操縦席の人物もリアルで実物が飛んでいるようにしか見えない