米軍普天間飛行場の代替施設の建設予定地とされる名護市辺野古。沖縄との亀裂が深まる中、「辺野古が唯一」と繰り返し唱えるだけではない「知恵」が、政府には求められている (c)朝日新聞社
元防衛事務次官 秋山昌広さん(76)1940年東京生まれ。64年東京大学法学部卒業後、同年大蔵省(当時)入省。大蔵大臣官房審議官、防衛事務次官等を経て98年退官。今年6月まで東京財団理事長(撮影/写真部・長谷川唯)
聞き手:上智大学教授 宮城大蔵さん(48)1968年東京生まれ。専門は国際政治史・日本外交。今年4月に共著『普天間・辺野古 歪められた二〇年』(集英社新書)を刊行