黒沢清(くろさわ・きよし)/1955年、兵庫県生まれ。立教大学社会学部在学中から8ミリ映画を撮り始め、83年「神田川淫乱戦争」で商業映画デビュー。国内外から評価が高く、カンヌ国際映画祭では「回路」(国際批評家連盟賞)、「トウキョウソナタ」(「ある視点」部門審査員賞)、「岸辺の旅」(「ある視点」部門監督賞)の3作品で受賞歴がある。最近の作品には、「クリーピー 偽りの隣人」や海外初進出作品の「ダゲレオタイプの女」がある。最新作「散歩する侵略者」は9月9日全国ロードショー。(撮影/横関一浩)