上野千鶴子うえの・ちづこ/1948年生まれ。社会学者。東京大学名誉教授、認定NPO法人WAN理事長。女性学・ジェンダー研究のパイオニア。介護とケア、終末期の問題に研究範囲を広げ、『おひとりさまの最期』(朝日新聞出版)、『上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?』(同、小笠原文雄氏との共著)など著書多数(撮影/写真部・長谷川唯)
帯津良一おびつ・りょういち/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。『死を生きる。』(朝日新聞出版)、『がん患者を治す力』(朝日文庫)など多数の著書がある(撮影/写真部・松永卓也)