元体操選手小野喬おの・たかし/1931年、秋田県生まれ。東京教育大(現・筑波大)在学中の52年、ヘルシンキ五輪で体操競技で日本初のメダルを獲得する。出場した夏季4大会すべてでメダルを獲得するなど、長きにわたって日本体操界を牽引した。現在は、日本スポーツクラブ協会の相談役としてスポーツ人口の拡大に務めている(撮影/写真部・加藤夏子)