

「ボクシング界の世界の山根」がついに辞任に追い込まれた。
昨日夜に予告した通り、日本ボクシング連盟の山根明(78)会長は大阪市北区にある弁護士会館で辞任声明を発表。約3分間にわたり、一言一言をかみしめるように話す様子にカリスマの面影はなかった。表明を終え、約10秒のお辞儀の後、記者の質疑に答えることなく会見場から立ち去った。声明全文は以下の通り。
* * *
おはようございます。私は12時を過ぎたけど、おはようございます……、ございます。
私は本日をもって辞任をいたします。その理由は、昨夜日本連盟の理事会におきまして、約3時間、理事会で色んな話し合いが出ました。最後に理事の皆さんから、「会長の一任」ということを言われましたので、私自身が家に戻って、我が嫁にあたる、(現在、再婚をしている)嫁に先に進退問題を相談をしたところ、「私はどういうことがあっても、会長を死ぬまで面倒見ていくから、今楽になってください」ということを言われたので、私は決意をしました。