現在放送中の連続ドラマ「あなたには帰る家がある」(TBS系)。女優の中谷美紀(42)が主演を務め、5月25日に放送された第7話の平均視聴率が9%、18日の第6話も7.9%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)と堅実な数字で推移している。このドラマは、中谷&玉木宏(38)とユースケ・サンタマリア(47)&木村多江(47)が演じる2組の夫婦が、不倫によって翻弄されていく姿を描いた作品だ。
特に視聴者が驚愕したのは第6話。木村演じる綾子が前触れもなく不倫相手の秀明(玉木宏)の家に上がり込み、秀明の娘に「秀明さんと私は愛し合ってるの。これからママと呼んで」と言い放つなど、不倫モンスターぶりを発揮。そんな中、ネット上では「静かに狂う木村多江が怖すぎる」「木村多江さんのホラー度が凄い」と怪演ぶりが話題になっている。
では、視聴者を虜にしている木村はどんな性格なのだろうか? テレビ情報誌の編集者に尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「2005年に結婚した夫とのなれ初めについて情報番組で明かしていましたが、付き合ったキッカケは告白された際、返事を言い間違えたからだとか。今の夫から『付き合って』と言われ、『お友達で』と断ろうとしたそうですが、『私でいいですか?』と、思っていたこととは全く違う言葉が出てしまった。もちろん夫は大喜びで、これに木村は後に引けなくなり付き合うことになったと語っていました。今では、『運命に引っ張られた』と思っているそうです」
言い間違いから男性と交際し、しかも、結婚まで発展するとはかなり珍しい。一方で、昨年8月に放送された「アウト×デラックス」(フジテレビ系)では、以下のような驚くべき私生活のエピソードを明かしている。
モノには執着しない性格で、時々モノを捨てたくなることがあるそうで、思い出の写真どころか、夫の捨ててはいけない書類も処分してしまうのだとか。また、自分の卒業証書まで捨てようとして、母親に止められた経験も……。基本的に何もいらないと思っているそうで、「机と椅子と鍋くらいあればいい」と驚きの発言もあったという。ちなみに同番組では、夫の書類を捨ててしまった時の心境について、「ごめんなさいってちょっと思ったけど、その時はしょうがないなって。捨てたかったしなと思って」と振り返っていた。
木村の極端な断捨離思考に加えて「好きな芸能人も少し変わっている」と証言するのはスポーツ紙の芸能担当記者だ。
「ドランクドラゴン・塚地武雅(46)の大ファンで、10年以上前にドラマで共演し一目ぼれしたといいます。見た目は優しい感じの塚地ですが、実際は男っぽい一面もあるそうで、そんなギャップにときめいたとか。また、初夢に塚地が登場したこともあると語っており、塚地が他の女優と夫婦役を演じていると嫉妬心が湧いてくるそうです。そんな木村ですが、ストイックな面もあって、過去には自分の演技に納得できず、放送が終了しているのにその作品のセリフを1カ月間稽古したと、新聞のインタビューで明かしたことも。木村の場合、そんな真面目な部分と個性的な部分が同居しているからこそ、視聴者はより彼女の演技に惹き込まれるのでしょう」
木村なストイックな部分はほかにもある。芸能リポーターの川内天子氏は言う。