「映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年公開)に出演した石原ですが、人気コミックの実写映画化ということもあり、作品についてSNS上で賛否が噴出した。そんな中、石原は自身の公式LINEアカウントで、『愛して止まない作品を批評されるのは避けられませんが、こうして無事に公開できて本当に嬉しいです!』『育った環境や状況 知識、情報、愛、その時の体調や心のバランス 一緒に観る人など、様々な要因によって受け取り方は変わってきます。だから、どんな意見や感想も間違いじゃないし正しいと思います』と、否定的な感想にも理解を示したんです。冷静さとバランス感覚の良さに驚きましたね」(前出のスポーツ紙記者)

 出演作に対する批評に対して感情的になって反論せず、さまざまな意見を受け入れる懐の深さを見せた石原。精神的にもオトナなのである。

「最近、インタビューで結婚観について語っていたのですが、結婚にあまり固執していないとか。結婚をしてもしなくても幸せだったらそれでいいそうで、それって結構ドライな考え方ですよね。今回のドラマを見ていると、そのクールな姿は彼女の“素”なんじゃないかと思えてきました。ハマり役ですよ」(女性誌の編集者)

 視聴者からすればかわいさを押し出さない石原の演技は、ある意味、新鮮な気持ちで見ることができるだろう。さらに、ドラマのジャンルは人気の医療モノ。このまま安定した視聴率を稼ぎそうだ。(ライター・丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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