ひかる「今回、騒動を起こしてしまって『YouTuberってこんな人たちなんだ』と悪いイメージを世間に与えてしまったと思う。これまで長い時間をかけてYouTuberを盛り上げてきた先輩や、いま頑張っているYouTuberの人達にも申し訳ないことをしたと思っています」

──全メニュー注文の企画を撮影するまでの経緯は?

ひかる「この企画は最初から決まっていたものではありませんでした。僕たちを応援してくれている人がいて、彼が『何か動画撮ってよ』と言ってきたんです。いろんな企画案があったのですが、その中で『サイゼリヤの全メニューを食べよう』という話が出た。『お金は全部自分が出すから』と彼は言ったものの、僕らは『それはやめた方がいい』と1時間ぐらい断り続けていたんです。でも、話すうちに『全メニューを机の上にのせたら動画の表紙絵で面白いかな』と思ってしまった。それで動画を撮ることになりました」

ダイキ「インターネットでは『無断で撮影をした』みたいに書かれていましたが、お店には事前に許可をもらっていました。店長さんには、企画の話、撮影した動画はYouTubeにアップすることを話すと、『今日はキッチンが一人だから、少し時間がかかるかもしれないけど』と言ってOKしてくれました。動画ではカットしましたが、店員さんで撮影に応じてくれた人もいて、お店の人には本当にお世話になりました。それが自分たちの責任でこんな騒動になってしまって、本当に申し訳なく思っています」

ひかる「自分たちの隣りにいたお客さんも、撮影中は『食べきれないなら手伝ってあげようか』とか言ってくれて、フレンドリーな雰囲気でした。それほど大騒ぎをしたつもりもなかったのですが、他のお客さんからすれば、動画を撮影しているというだけで騒がしい雰囲気だったのだろうと思います。企画は食べ切れる範囲で、閉店後にやるべきでした」

──代金は支払ったんですか。

ダイキ「2万5千円ぐらいでした。今考えれば、一品ずつ頼んで、食べきれなかったところで撮影終了にすればよかった」

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