──なぜ、今回は取材に応じようと思ったのですか。
ひかる「反省の気持ちは、自分たちの番組で動画を通じて話すことはできます。ただ、それでは自分たちの動画を見てくれている人たちにしか届きません。他のメディアを通じて話をすれば、僕らに怒っていた人に、言葉を伝えられるかもしれない。そう思ったからです」
ダイキ「僕たちの番組は小中学生の視聴者が多いんです。もっと別の世代の人に自分たちのことを話したいと思いました」
──二人は将来は何を目指しているのですか。
ダイキ「僕は音楽で仕事をしていきたいと思っています。EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)や韓国系の音楽をミックスさせた歌などを作りたいです」
ひかる「僕は起業家を目指しています」
──YouTuberになったのは、なぜ?
ひかる「何をやるにしても、知名度があるにこしたことはありません。知名度があれば、商品も売りやすい。そのためにも、YouTuberとして活動して、自分のことを知る人を増やしたいと思っています」
──YouTuberとしては、今後何を発信していきたいですか。
ダイキ「何を発信していきたいというよりも、まずはアクセスを増やしたいです。たとえば、音楽動画を公開してアクセスを集めるのではなくて、アクセスが集まるから音楽動画をやる、といった感じです」
──YouTuberをやめようとは思いませんでしたか。
ダイキ「僕は思いませんでした」
ひかる「正直なところ、インターネット上では批判されていましたが、直接誰かに怒られたことはなかったんです。最近は、イベントに親子で会いに来てくれる人もいて、心が温まります。その意味でも、YouTuberの名前を汚してしまったことや、お店にご迷惑をおかけしたこと、大量の食べ残しをしたことは本当に申し訳ないと思っています」
ダイキ「これからは、自分たちだけではなく周りの人のこともよく考えて動画を作っていきたいと思っています」
(AERA dot.編集部・西岡千史)