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「相撲協会は貴乃花部屋をつぶしたいんですか?」「これは暴力事件ですから」――。お笑い芸人のカンニング竹山さんが13日のワイドショーで、元横綱・日馬富士の暴行事件で被害者・貴ノ岩の師匠であり、沈黙を続ける貴乃花親方に批判的なメディアと相撲協会を痛烈に批判して話題になった。ネット上では「正論」「よく言った」と賛同が目立ったが、一方で緊迫しすぎたスタジオの様子に「竹山が干されるんじゃないか」「次から降ろされたら」という声も。真相は?
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この日の「直撃LIVE グッディ!」で、相撲協会の人が貴乃花部屋に行ってチャイムを押すんだけど会えずに帰ってくる様子が生中継されました。僕は、なぜわざわざ各局がワイドショーをやっている2時過ぎという時間に行かなきゃいけなかったのか疑問だったんです。報道は貴乃花親方に批判的なものばかりだし、相撲協会のパフォーマンスにしか思えなかった。だから「こんなことやめろ」ってキレちゃって。僕が「マスコミが悪いんだ」って言ったから、ネットでは「竹山がつぶされる」「グッディ最悪」とか書かれていて、「竹山はもう干されてる」っていうニュースまで出てきちゃったりして……。
違うんだよ。違う、違う! あれはね、自由に喋らせてくれる人がいたってことなの。実際に、僕がワーッと怒り出したときに、予定していたコーナーを2つ飛ばして時間を作ってくれたんです。予定していた段取りが狂うから、現場はバタバタで大変なことになっていましたけど。それでも「ほかの飛ばしていいから、行け!」「そっちのほうが面白い」って指示があったわけです。本音を言うと、僕は怒りながら「グッディ!ってすげえ、カッコイイ」と思っていました。面白いものを作ろうとしているんだって。
ほかのワイドショーだと、盛り上がってきたところで「次に行って!次!」ってなることもあるから、これはどこでもできるわけじゃないんです。生放送終わってからもグッディ!の番組プロデューサーは「情報番組だからこういうのいいねえ、面白い!」って言ってくれていました。