小池:取れれば良いんですかって(笑)。まあ、都政の安定した運営には、過半数が望ましいですよね。フランスのマクロン大統領もそれで新たな政治勢力を立ち上げたわけですから。総選挙の400以上の選挙区にネットも使って候補者を集めたそうですから。すごいですよ。
堀江:全然あると思いますよ。東京で同じことをやっても相当集まるんじゃないですかね。ところで、日本維新の会とは連携されないんですか。
小池:いやいや、あちらも候補者を立てるんですから。
堀江:ああ、そうなんですね。でも、なんか似てるんじゃないんですか。対立軸があるんですか?
小池:候補者を立てるということは、戦う、ということ。連携はありませんね。
堀江:そうなんですか。候補者を立てると言えば、僕がやっているオンラインサロンの会員も、「地方議員ゼロの会」という党を立ち上げて、都議選に候補者を立てますよ。
小池:聞いていますよ。どの選挙区で出るのか調整させてもらわないと(笑)。お互いに食い合うのはよくない。
堀江:いや、これは僕が決めてるわけじゃないので、よくわからないんですよ。「議員ゼロの直接民主制を現代のテクノロジーで実現するのって面白いんじゃないの?」って言ったら「やります」と言う会員がいたので、やってもらってるだけ。歴史を調べたら日本の地方自治体でも議員ゼロの直接民主制は制度上も実現可能で、終戦後の地方自治体でやった例がある。現代の技術があれば十分できますよ。僕たちが都民ファーストや維新の会と同じことやったって、面白くないじゃない。もっと先を見据えたほうが面白いと思ったんです。
小池:面白いのは結構ですが、結果的に自民党都連を利することになります、と。
堀江:まあ、政策が全然違うので、それはないと思いますよ。アイスランドの海賊党とコンセプトはけっこう近いんですけど。全然、政策違うんで、是々非々というか……。
小池:堀江さんの有料メールマガジンには会員はどれくらいおられるんですか?
堀江:有料メールマガジンは1万数千人、YouTube「ホリエモンチャンネル」の登録者は10万人くらい。月1万円のオンラインサロンは約1300人。
小池:ということは毎月1300万円……。