いまや「将来の総理大臣」と持ち上げられる橋下徹大阪市長(43)が、思わぬ"黒星"を喫した。

 大阪府知事就任前の2006~07年、大阪・北新地の20代クラブホステスと不倫していたことを「週刊文春」(7月19日発売号)が暴露したのだ。これまで「バカ文春」などと自身を批判するメディアを罵倒してきた橋下市長だったが、内容を大筋で認め、「今回は(文春に)バカはつけられない。報道は僕という人間性を知る要素として仕方ない」(7月18日の会見)と白旗を上げる結果となった。

 大阪維新の会の関係者がこう言う。

「元ホステスとの噂は以前からずっと流れていたんや。府知事になった後、なじみのクラブの口座(自分の担当)のホステスらに『これからは来れんから、これで堪忍して』と1年分ぐらいの飲み代を支払い、身ぎれいにしたと聞いていた。よもやバラされることはないと思ってたけど、女は怖いわ。でも、今回は潔く認めたし、許してもらえるんちゃいますか?」

 とはいえ、よくよく考えれば、橋下市長は夫人との間に7人もの子供がいる上、元ホステスとの不倫は第6、第7子が誕生した時期と重なる。精力旺盛にもほどがあるのでは……。橋下市長の古い知人がこう証言する。

「橋下君は正直、すがすがしいぐらいの女好き。タレント弁護士時代はテレビ出演のために東京出張しては、羽を伸ばしてホステスら"玄人"と遊び回り、過去にトラブルもあったと開いた。不倫も一度なら過ちと許されるけど、今後、次々と暴露されるようなことになれば、"橋エロ"のレッテルを貼られて、政界から引きずり下ろされる危険性がある」

 まさに好事魔多し。くれぐれもご用心を。

※週刊朝日 2012年8月3日号