フェイスブックに疲れてしまう理由は?(株式会社タイムカレント調べ)
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フェイスブックに疲れてしまう理由は?(株式会社タイムカレント調べ)
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「リア充投稿」にイラッとしたことはあるか?(株式会社タイムカレント調べ)
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「リア充投稿」にイラッとしたことはあるか?(株式会社タイムカレント調べ)
「リア充投稿」写真と聞いてイメージするものは?(株式会社タイムカレント調べ)
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「リア充投稿」写真と聞いてイメージするものは?(株式会社タイムカレント調べ)
フェイスブックに“盛った”投稿をしたことはあるか?(株式会社タイムカレント調べ)
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フェイスブックに“盛った”投稿をしたことはあるか?(株式会社タイムカレント調べ)

 すっかり私たちの生活に定着したかにみえるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。しかしその一方で、“SNS疲れ”を感じている人も少なくない。

 株式会社タイムカレントがスマートフォンを所有し、フェイスブックに個人アカウントを開設・利用している20代~40代の有職者を対象に行った調査によると、ユーザーの4割強が“フェイスブック疲れ”を感じていることが明らかとなている。

 フェイスブックの何に疲れを感じているのか、その理由を聞いたところ、圧倒的に多かったのが「他人の『リア充』投稿にうんざりしてしまう」(40.2%)。他にも、ともかく情報チェックに追われる、浅いつながりをわずらわしく思っている、自分と他人を比較してしまい追い詰められるなど、コミュニケーション面での疲労がうかがえた。

 従来からの対面式の交流にわずらわしさを感じた若者がSNSなどのサイバー空間に新たなコミュニケーションの場を広げたにもかかわらず、結果的に同じようなことに“疲れ”や“わずらわしさ”を感じているのは皮肉といえるかもしれない。

 先の調査でも、実に62.4%の人が、他人の「リア充」投稿にイラッとすると回答。さらに、「リア充投稿」といえばどんな投稿(写真)をイメージするかを聞いたところ、「友達の多さをアピールした写真」「セレブチックを強調した写真」「“盛り上がってる感”を強調した写真」など、アピール色の強い「盛った」写真が多く挙げられた。

 しかし、半数以上人が自分も「盛った」ことがあると告白。意外だったのは、女性よりも男性の方が多く盛っていること。さらに、どの程度「盛った」かというと、約4割が2割増しで盛っているとか……。

 盛りつ盛られつ。フェイスブックは虚構の世界だという新たなルールと暗黙の了解があまねく広がれば、それはそれで新たな楽しみになるかも?

■アンケート調査実施概要
調査方法:インターネット調査
有効回答数:655名 (男性:49.9%、女性:50.1%)
調査日:2016年2月24日~2月25日
調査エリア:全国(日本国内)
年齢:20代:33.0%、30代:34.0%、40代:33.0%
特別条件(1):有職者(※派遣社員・契約社員、正社員、会社役員・経営者、個人事業主・フリーランス)
特別条件(2):スマートフォン所有者
特別条件(3):Facebookユーザー(※個人でアカウントを開設・利用している)