

最新のプラモデルや模型が展示される「全日本模型ホビーショー」が9月25日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕し、メディア向けに公開された。今回で55回目、82社が出展した。一般公開日は26、27日。期間中、約4万人の来場者数を見込んでいる。
会場内では、戦車に乗って戦う女子高生を描いたアニメ「ガールズ&パンツァー」に登場する戦車の模型をはじめ、人気ゲーム「艦隊これくしょん」に登場する軍艦の模型や、“艦娘(かんむす)”と呼ばれる軍艦を擬人化したキャラクターのフィギュアが目立った。
このほか、12月に公開が予定される映画「スター・ウォーズ エピソード7」に関連したフィギィアや「ガンダム」シリーズのプラモデルなども多く展示されている。
ホビーショーを主催する日本プラモデル工業協同組合の事務局は、今回の見どころについてこう話す。
「近年は『ガールズ&パンツァー』や『艦隊これくしょん』が人気となり、プラモデル市場は拡大傾向にある。一般公開日はさまざまな体験イベントを設けたので、多くの子どもたちにプラモデルや模型の面白さを味わってくれれば……」
入場料は1000円で、中学生以下無料となっている。
(ライター・河嶌太郎)