
年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。
人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。
元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間300回ものセミナー・講演を行う大谷由里子(51歳)さんがお送りする「ごきげんに生きるために大切な習慣」。
大人気イラストレーターの上大岡トメさんのコラボ4コマも同時連載中です!
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わたしは、掃除が得意じゃない。
モノが捨てられない。
いつのまにか気づくと、部屋はモノであふれかえってしまう。散らかっていてもそんなに苦痛じゃないから、よけいにたちが悪い。
いよいよ耐えられないほどに散らかってくると、ますます心も荒む。
散らかっている部屋を想像すると、家に帰るのもめんどうになる。
わたしの友人で、収納コンサルタントの香取美智子さんが、言った。
「片づけが苦手な人の特徴は、『片付けよう』と、思った時にまず100円均一に行って、カゴとかをいっぱい買ってきます」
まさに、わたしのことやん!
家には、片づけようと買ったカゴがあちこちに転がっている。
ところが、まったく片付いてない。