スマホは子育てにプラスになるの?
スマホは子育てにプラスになるの?
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 お盆休みは過ぎたが、まだまだ続く夏休み。旅行やレジャーに出かける家族連れを見かけることも多い。そこで気になるのが、小さい子どもがスマートフォンやタブレットを使っている姿。ゲーム機を操る小学生もいるが、幼児の場合、それはスマホやタブレットにとってかわる。集中して画面を見つめたり、慣れた様子で画面に指を滑らせていたり、一昔前までは遭遇しなかった場面である。

 スマホを使っているとき、子どもたちは実に静か。そのおかげで、周りの大人がイライラすることもないが、一方で、せっかく遊びに来ているのに子どもがスマホを使っていることに疑問を持つ人もいるだろう。「もっと外出を楽しんだらいいのに」「スマホに子守りをさせていて、家族のふれあいの時間が減っているのでは?」など、今の子育て世代が心配になる人もいるかもしれない。

 実際に子どもにスマホを使わせている現役の親たちは、“スマホ子育て”に関してどんな気持ちでいるのだろうか。

 子ども服ブランド・ミキハウスが今月「スマホと子育て」に関するアンケート結果を発表した。調査対象は、生後6か月から3歳までの子どものいる親、2107人。すると、子どもにスマホやタブレットを使わせている親は6割であることがわかった。使わせている頻度は「毎日」が最も多く3割。何をしているかという問いには、1位が「写真や動画を見せる」(45.3%)、2位が「知育アプリで遊ばせる」(18.8%)だった。

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