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4日(土)は、最高気温は5月上旬並みになる所があるでしょう。ただ、来週後半から、広く気温は平年より低い日が続くでしょう。

4日(土) 日差したっぷり 初夏の陽気の所も

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4日(土)は、広く日差しが届くでしょう。最高気温は、平年より高い所が多い見込みです。東京都心では20度を超えて、5月上旬並みになる予想です。

ただ、この初夏のような陽気は、続くことはなさそうです。4日(土)夜から5日(日)の朝にかけて、日本海北部の低気圧から延びる寒冷前線が本州付近を通過する見込みです。前線の通過で、冷たい空気に入れ替わります。

5日(日) 気温急降下 4日(土)との差10度近くも

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目先一週間は、寒の戻り、というほどの寒さはなさそうです。ただ、5日(日)は前日との気温の変化が大きくなるでしょう。

5日(日)をピークに冷たい空気が流れ込みます。地上の気温に大きく影響する上空1500メートル付近で、0度以下の空気が、本州をすっぽり覆うでしょう。一か月前くらいの冷たい空気です。5日(日)の最高気温は、北海道から北陸を中心に、4日(土)より10度近く低くなるでしょう。

北海道から北陸では雪や雨が降り、注意が必要なのは、気温の変化ばかりではありません。5日(日)夜から6日(月)朝にかけて、上空5500メートル付近でマイナス36度以下の寒気が、北日本を通過するでしょう。雪雲を空高く発達させる寒気です。カミナリが鳴ったり、雪や雨の降り方が強まったりするでしょう。発達した積乱雲の下では、竜巻などの突風が発生することもあります。また、等圧線が混み合い、北海道と東北の日本海側は、荒れた天気になる恐れがあります。

来週前半は この時期らしい陽気

冷たい空気は、6日(月)から、ゆっくり日本の東へ抜けるでしょう。来週中ごろは、この時期らしく日差しに温もりを感じられる所が多くなりそうです。

11日(土)~15日(水) 九州から東北 低温に

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来週後半は、次第に冷たい空気が流れ込む予想です。特に10日(金)頃から、上空1500メートル付近で広く平年より気温が低くなる予想です。まだ予報には幅があり、10日(金)より数日遅れる可能性もありますが、広く最高気温は、平年より低い日が数日続くでしょう。気象庁の2週間気温予報によると、11日(土)から15日(水)の5日間平均気温は、九州から東北で低くなっています。寒の戻りとなる日もあるかもしれません。最新の気象情報をご確認下さい。