いよいよ長雨の季節。沖縄・奄美に続き、この週末には九州南部では梅雨入りのカウントダウンです。30日(土)は全国的に夏日の所が多く、今年これまでで一番多くなりそうです。北海道では最高気温が30度を超える所も出るほど暑くなるでしょう。
次は九州南部で梅雨入りか
沖縄と奄美が梅雨入りしてからおよそ20日。いよいよ西日本も梅雨入りのカウントダウンが始まっています。この週末、30日(土)から31日(日)ごろには、前線が九州付近まで北上するでしょう。九州南部では曇りや雨のスッキリしない天気になり、いよいよ梅雨入りとなりそうです。九州北部から関東甲信の梅雨入りの平年は6月5日から8日ごろです。来週になると、本州の南に前線が停滞し、太平洋側を中心に曇りや雨の日が多くなる見込みです。そろそろ梅雨入りに備えて、晴れ間の出ている日は家の周りの側溝などの掃除をしたり、季節物の洗濯物などは早めに片付けたりしておくと良いでしょう。
北海道では真夏日続出
またこの週末、特に30日(土)は全国的に夏日の所がぐっと増えるでしょう。全国のアメダス地点の7割を超える所で夏日となりそうです。今年これまでで一番多くなる見込みです。そして特に気温が高くなるのは北海道です。北海道付近には南からの暖かな空気が流れ込みやすく、気温がぐっと上がるでしょう。札幌では25度を超えて、今年初めての夏日になりそうです。帯広など内陸部では30度以上の真夏日の所もある見込みです。暑さの下、マスクをしての外出は熱中症のリスクが高まることが指摘されています。のどが渇いていなくても、意識をしてこまめに水分補給を心掛けるようにし、また周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして休憩するようにしましょう。