不倫には大きなリスクが伴うことは言うまでもない。それを承知の上での行動なのか。三松さんはこう考えている。
「美人な妻の夫は、傾向として高収入の男性が多い。仮に慰謝料を請求されて離婚を突き付けられても、彼らは平気で払えてしまうんです。離婚がめずらしい時代でもありませんから、仕事にもさほど影響はない。そう考えると、彼らにとって不倫が発覚することは、それほど恐ろしいことではないのかもしれません」
そもそも、彼らは不倫をリスクと考えていないということらしい。さらに驚くべきことに、夫の不倫を妻が“公認”しているケースもあるという。
「先ほど述べたように、妻が美人ということは、夫も容姿がよく収入もあって、それなりにモテるというケースが多い。そんな男性を結婚という“生涯独占”することに、『引け目を感じている』と話す女性もいました。彼女は『不倫されてもしょうがない』と、結婚前から諦めのような感覚を持っていて、それが態度に出てしまっている。そのことに感づいているという男性もいました。ただ、妻は心から夫を許しているのではなく、『束縛すれば反動でさらに不倫に走ってしまうかもしれない』という葛藤も抱いているのです」(三松さん)
一方、不倫が発覚した渡部は、今後はレギュラー番組やCMを失い、復活の見込みもわからない。多額の違約金が発生するだけでなく、社会的な地位も失う可能性だってある。不倫を踏みとどまろうとは思えなかったのか。
「性欲が強すぎて、不倫ができない期間が続くと、かえって精神的に不安定になる人もいる。最近では俳優の東出昌大さんが不倫で大バッシングを浴びましたが、その姿を渡部さんも見ていたはず。それでも不倫してしまうのは、あくまで推測ですが渡部さんもそのような状態になっていたのかもしれません」(同)
(AERAdot.編集部/井上啓太)