次第に自炊などにもこだわりを持つようになり、インスタグラムでは食品ロスをなくすために料理をリメイクする様子も投稿されていた。
「旅先で出会う人やモノのぬくもりを肌で感じていたのでは。俳優として多忙を極める中で、職人のように長い年月をかけて生み出すスローライフ寄りの考え方が強くなっていったのかもしれません」(同前)
三浦さんの葬儀は親族とも相談の上、密葬で行われたことを所属事務所が発表した。また、お別れの会については「新型コロナウイルスの感染予防にも配慮した上で時期を考慮し、お別れできる機会を別途、設けさせていただければと考えております」とした。
三浦さんが、かつてストリートダンスをやっていた頃の“仲間”の一人、俳優の間瀬翔太(34)は20日、自身のブログで「これはあくまで僕の見解です」とした上で、こう記している。
《なにかもっともっと苦しい事があって、それを何年も何年も耐えてきて、色んな逃げ道を探してきたけど、どの逃げ道も少しずつ塞がれてきたのかなって、僕は勝手に思っています》
三浦さんの最後のおうちごはんレシピはローストビーフとチョコレートムース。
「先日、家でテレビを観ていたら、伝説の家政婦・タサン志麻さんが、家で簡単に出来るローストビーフの作り方を紹介していました!! 初めて作りましたが、頗る上手く作れました!!」
この写真とメッセージからは、丁寧に生活を営んでいた三浦さんの姿が垣間見える。食材にも食器にも、まだ三浦さんのぬくもりが残っているかのようだ。(坂口友香)
◇相談窓口
■日本いのちの電話連盟
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