【3】好きなモノの棚卸し
昔好きだった音楽や映画などを改めて聴いたり、見たりして、好きなことを書き出す「偏愛マップ」(1枚の紙に自分が偏って愛するものを書き出す)を作ろう。地図のように書き広げていくのがポイント。
【4】新しい何かを始める
人は何かを学んでいるときは若々しくいられる。自分より年下の先生であれば、精神が若返っていくことがより実感できる。年齢は気にせず、「先生、先生」と慕って習おう。
【5】ITの苦手意識を克服
IT弱者自慢するオヤジにならないように。わからないときは、人の手を借りて挑戦する。その時間とお金は、いとわず投資。コロナ禍で仕事も生活もスタイルが変わってきている。最初さえ辛抱して苦手意識をふっしょくできれば、便利なツールとして使える。
【6】流行(はや)りものチェック
今流行しているものはとりあえず触れてみよう。漫画や映画、音楽など売れているものにはそれなりの理由がある。それを試すことで、知見も広がり思考も柔軟になる。雑談力の上達にもつながる。コロナ禍で増えた在宅時間にトライを。
【7】ほめ上手になる
人やモノ、サービスを否定するのではなく、軽くほめて前向きに受け入れる。レストランで食事やインテリアをさりげなくほめたり、テレビを見ながら出演者をほめたりする。そうすると周りの人もいい気分になる。
人生の後半を有意義なものにするために、これまでに出てきたアドバイスを参考にしていただきたい。(本誌・大崎百紀)
※週刊朝日 2020年8月7日号