写真・掛祥葉子
写真・掛祥葉子

 新連載「アエラ to SDGs」では、2030年までに達成するべき目標として国連が定めた17のゴールSDGs(エス・ディー・ジーズ)について毎回一つずつ写真で表現し、私たちが考えるべきこと・できることは何かをテーマにお届けします。

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 食べられるのに包装ミスや過剰在庫などの事情で流通させられない食品を、経済的に困難な世帯や施設に提供する「フードバンク」という活動が世界中で広がっている。それって、規模の大きな「お裾分け」だ。たくさんもらった食材や作りすぎた料理をご近所に「どうぞ」すれば、あげた人ももらった人も幸せ。人が人を思う気持ちが、世界から飢餓をなくすと信じたい。(写真・掛祥葉子/文・上栗崇)

AERA 2020年8月24日号