女子バレーボールには美女アタッカーだけではなく、「守りの女神」も存在する。その筆頭が2013年に全日本のリベロとしてデビューした佐藤あり紗。鼻筋の通った気品ある顔立ち、コートでもぱっと目を引くキラキラしたオーラは、『女神』という表現がぴったりくる選手だ。
最後に取り上げたいのは、2004年のアテネオリンピック世界最終予選で『スーパー女子高生』としてデビューを飾って以降、女子バレーボール界の中心的存在だった『サオリン』こと木村沙織だ。およそ13年間、世界の舞台で長く活躍し2012年ロンドンオリンピックで銅メダル獲得に貢献した。身長185cmのオールラウンダー、世の男性を虜にした抜群のプロモーションとルックスは、引退した今でも語り継がれる。現在木村はカフェを経営しファッションリーダーとしての顔も覗かせるなど、女性からの人気も獲得している。
強さの裏には必ず美しきエースや守護神が存在していた女子バレーボール。注目の舞台となる東京オリンピックでは、誰が女子バレーボールの系譜をつないでいくのだろうか。