
多くの人気タレントを抱える大手芸能プロダクション「オスカープロモーション」で、“退所ラッシュ”が起きている。8月末には売れっ子の剛力彩芽(28)、堀田茜(27)、福田沙紀(29)、紫吹淳(51)の4人が同時に辞めた。
同事務所をめぐっては昨年12月、「オスカー3人娘」と言われた忽那汐里が退所。今年に入り、看板女優の米倉涼子をはじめ草刈民代、岡田結実、韓国人モデルのヨンア、モデルの長谷川潤と続いた。1年以内に10人以上のタレントが辞めたわけだが、マネジャーやスタッフもここ3年ほどで約50人辞めているという。名門芸能プロにいったい、何が起きているのだろうか。
「オスカーは古賀誠一会長が一代で築き上げたオーナーカンパニー。今年3月、社長の古賀さんが会長に、副社長が新社長に就任したんです。古賀さんの娘が常務、娘婿が専務という経営陣になった。娘夫婦が財務を掌握して実質的に経営を切り盛り。この新体制にタレントたちが不満を抱えるようになったのです」(広告会社関係者)
27年在籍した米倉涼子は事務所の大黒柱だっただけに、衝撃が走った。剛力もショックを受け、自身の将来を考えるようになったようだ。「剛力は、創業者の古賀さんのことは好きだけど、新体制が自分になじめないから辞めたんです」(同)。前澤友作氏のサポートもあり、新事務所を立ち上げている。