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安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて“真実”のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「アイドルプロデュース」。アイドルグループ「豆柴の大群」のアドバイザーやアイドルイベント「クロフェス」のプロデュースなど、アイドル関連の仕事が増えつつあるクロちゃん。アイドルが大好きだからこそ、楽曲制作や衣装、演出などに強いこだわりがあるという。クロちゃんがアイドルプロデュースで、最も大切にしていることとは?
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少し前の話になるけど、ボクが初めてプロデュースしたアイドルイベント「クロフェス」が8月に開催された。元々は3月に開催する予定だったんだけど、新型コロナウイルスの影響で延期になっていたんだよね。今回は無観客での生配信っていうスタイルだったけど、開催できてほんとうによかった。
アイドルイベントに限らず、いろんなイベントが中止になっていたし、みんなの溜まっているフラストレーションみたいなものを「クロフェス」で解放させてあげたいって気持ちも強かったからね。「クロちゃんありがとう」っていう反響もすごく多くて、うれしかった。
出演してくれたアイドルは全20組。基本的にはアイドルの選出は、ボクがやらせてもらった。いろんな制約がある中で、しっかりとアイドルを楽しめるものを作りたかったから、演出にもすごくこだわった。
特に「Task have Fun」っていう3人組のアイドルにトリを任せたのは、大きなこだわりの一つ。人気や知名度の点から、トリを任せるのはまだ早いって意見もあったけど、ボクはあえて彼女たちに託した。
ちなみに「Task have Fun」をボクが初めて見たのは3,4年前だったかな。その頃はまだ全員中学生で、デビューして半年くらいしか経っていない時期だったんだけど、踊りのバネがすごいというか、楽曲もかっこいいし、かわいいし、すごく魅力的だった。